うみさまより。

考えたこととか、感じたこととかを残したい。 技術ブログ:http://qiita.com/umisama

会社にかかってきた電話

先週は、僕に外線電話がよく回ってきた。
お客さまからの電話が僕を呼び出すことは、ほぼ無い。(ここ一年でも数回だ)

投資用マンションのご案内でございます!

威勢がよく、ハキハキとした女性の声でこう聞こえた。
「あなたに必ず利益が出るお話でございます!」キンキンとうるさい。

「結構です」と言って電話を切っても数時間後にはかけ直してくる。
ほうっておいても翌日にまた掛けてくる。
日本語が通じない感じ、さながら人間テープレコーダだ。

頭に来たので、普段のオフィスらしい丁寧な対応から、急に

ワレがオレの話を聞いとるのんか!
要らんから掛けてくるな言うとるやろ!イわすぞアマが!

と本場で鍛えた播州弁で、受話器に向かってまくし立ててやった。
黙ってくれたので素早くガチャ切り。

まぁさすがに、それ以来かかってきていない。
(対応方法は事前に上長確認済み。念の為。)

買わせるための手段

こういうのは、職場の応対しづらい状態を利用して買わせる手法なんだという。
確かに面倒くさい。普通なら丁寧に応対せざるを得ないし、資料を送らせて黙るなら住所くらい教えるかもしれない。

このように、ユーザに「モノの価値」以外の基準で判断させ、モノを売る仕掛けは世に数多ある。
程度の大小さえあれ、多くの商売にはその仕組みが備わっているようだ。

商売の目的はもちろん利益を最大化だから、これは現実解なのかもしれない。
しかしユーザ側から見た時、それは幸せなんだろうか。

僕は、出来ればそういう仕事はやりたくない。