うみさまより。

考えたこととか、感じたこととかを残したい。 技術ブログ:http://qiita.com/umisama

情報系オタクに絶対におすすめしたいMOSAIC.WAV

かなり昔に書いた記事だと思うのですが、さっきMOSAIC.WAVを聞きながら「そういえばそういう記事書いたよな」って思い出しました。
とりあえずpublishしておきますね。

MOSAIC.WAVという電波

さて、みなさまはMOSAIC.WAVという素晴らしい電波をご存知でしょうか。
Wikipediaさまいわく、

MOSAIC.WAV(モザイクウェブ)は、み〜こ(ボーカル)と柏森進(キーボード)による、電波ソング秋葉原系ソング『AKIBA-POP』音楽ユニット。声優音響事務所「Sham.Studio」に所属している。

とのことでして、用は電波ソングユニットです。あるいは電波そのものです。
"AKIBA"にフォーカスしているからか、コンピュータや情報工学に絡めた歌詞やバックストーリを持った楽曲を多く持っていて、MOSAIC.WAVの特徴にもなっています。

本日、僕の方からは、特に感動した歌詞とかを抜き出して紹介します。 著作権法上の引用の範囲を超えないように注意しているつもりですが、なんらか問題あれば教えて下さい。

電気の恋人 I am Programmer's Song

BASIC言語の予約語を連呼する、という強烈な歌い出しでちょっと有名かも。
親がPC-98(とか、そこら辺)を使っていて、それをきっかけにプログラマになるというストーリーの歌詞。 僕の入門マシンはVAIO 505で言語はHSPだけれど、親からPCを奪ったあたりは近くて共感できます。
個人的には一番最後のところが好き。

膨大な知識の電波は すべてを知ってるわけじゃないから
新しいことまだ見つけられる 宇宙の果てに広がってゆける
たった60年の昔から 幾度となく夢積み重ねたね
夢と科学で未来を変える 僕らはみんな電気の恋人

毎度、ここの歌詞を聞くたびに目頭が熱くなります。
# ちなみに10年くらい前に発売された曲なので、ENIAC開発から見れば今年は70年になりましたかね。

現在の生活を振り返ると、コンピュータ無しなんて考えられない。
70年で、無からここまで成長して、そして今もその進化のスピードが衰えていない。このテクノロジはなんてアツいんだ、と胸がジンとします。

科学遣いの弟子

科学遣いの弟子たち(ロボット開発者)がロボットを組み立てるというストーリー。
ロボット開発者の夢であるロボットを作り上げる過程と思考がほのぼのと歌われてて、非常に楽しい気分になります。

ずっと計画していた 数年後の僕の仲間たち
ひとつ、またひとつひとつ 大事なパーツ組み上がる
空をとべる日が来る その時まで
科学者の弟子たちが 夢を描く

なんていうか、日々、夢を実現していく過程が想像できていいですよね。
僕はロボット屋ではないけれど、そうやって夢をひとつづつ組み立てるような生活がしたいなあ(あるいはしなければ)と思います。

「ラストバトル!アキバトラーμ」というシングルのB面に登場して以降、一度もアルバムに収録されたことがない一曲。
なんでなんですかね、個人的にはめちゃめちゃ好きなんですけれどね。

  • 試聴(注意:リンク先は音が出ます)
    • 見当たらず

魅惑のツンデロイド

そろそろ真面目に感想書くの飽きてきた。 まあ、「ツンデロイド」というメイド・ロボットの感情をメインストーリーにした歌です。

歌い出しが、

――ツンデロイドは人間に危害を加えたり、罵倒・侮蔑等によって精神的苦痛を与えたりしてはならない。 但し、その行動が本心とうらはらであり、 のちに相応の“デレ”が用意されている場合は、この限りではない。

でして、ロボット三原則第一条

A robot may not injure a human, or allow a human to be injured.

のパロディになっているのが面白いですよね。

MOSAIC.WAVの歌詞では、しばしば女性ロボットの感情を中心に描かれています。
そういうのが好きな人はいろいろCD買ってみると良いと思います。

パソコンよくわかんない

パソコン用語(らしきもの)を適当につなげて歌詞らしきものにしたギャグ物。

CPUはおつけしますか? こちらのファンを買うついで
圧倒的なパワーレス ほら インターネットがきれいでしよ?
《ISBN回線はAC/DCに進化して
 光クラブで超高速 便利なアプレもついてくる!》
グラフィックスはフォアグラ搭載 2000万ペソの高画質
1日あたり1ピクルスで なめらかアンチエイジング

「インターネットがきれいでしょ?」とか「フォアグラ(Tegra?)」「アンチエイジング(アンチエイリアス?)」、普通にコンピュータ用語知ってたらこの発想はできんだろって感じの間違った用語がたくさん出てきます。どうやってこの歌詞考えたんですかね、謎です。
このノリが4分32秒つづくので、かなり体力を使用しますが、聞いているとかなり楽しくなってきます。

ああ、完璧に疲れたのでここまでで。
僕にお声かけいただければ、Google Play Musicに全曲入れて持ち歩いていますので、いつでも試聴可能です。

Magical Hacker ☆ くるくるリスク!

た、たしかに。

くるくるリスクはいわゆるセキュリティな曲です。 2003年の曲なので、最近の脆弱性ではなくて"アイラブユー・ウイルス"とかが中心になってます。
魔法使いの女の子(コンピュータウイルス?)がコンピュータに進入するというスジのストーリーです。

この手で触れたいの あなたの足に(ブートセクター!)
第0セクター忍び込んで きっと「メモリー常駐~!」
あなたの心に空いた 脆弱性のホールも
埋めてあげるわ 私のEXEファイルで
I LOVE YOU(愛のメール)が来ても 開けないで取っておいてね
いつか開いたそのとき 魔法がはじけ出すの

実はこの曲はちょっとマニアックで、シングルバージョンとアルバムバージョンで歌詞が違うんですよね。
アルバムバージョンには間奏に以下の様な歌詞が追加されていて

なんとなんと、驚愕の事実!
このCDは業界初、魔法入りCDなのです!
~ 中略 ~
どんな魔法かっていうと
あなたが聴いているこのプレーヤー、もしくは本体に直接作用して
ちょっとだけ機械をファンタジックな状態にしちゃうという…

という語りかけの後で、機械が壊れたような雑音が入るという。
最初に聞いた時はかなり本当にビックリしたので、リアルなソーシャルハック要素(?)も含まれてるというワケですね。

まとめ

僕は女の子とカラオケに行った時に「最強○☓計画」を歌うのが大変すきでしてね。
この曲は歌い出しが「子作りしましょ!」でして、僕の気持ちをストレートに歌で伝えることができます。いやあ、ホント子作りしたい。
激ロリ美少女各位、どうぞよろしくお願いいたします。