うみさまより。

考えたこととか、感じたこととかを残したい。 技術ブログ:http://qiita.com/umisama

美味しい牛丼の作り方

この記事はmasawada Advent Calendar 2013の12日目の記事です。

id:Pasta-Kが「masawadaを甘やかしてはいけない」とおっしゃるので、私の方からは、おいしい牛丼の作り方を発表したいと思います。

僕と牛丼

僕が高専学生という若々しい立場であった頃、吉野家でアルバイトをしていました。
僕は牛丼の元プロであるといえます。野球でいえば、長島茂雄みたいなものです。

元プロが教える牛丼のレシピが、美味しくない訳がありませんね。

肉を選ぶ

肉を選びます。
スーパーの店員さんに「牛丼に使える肉はどれですか?」と聞くと教えてくれるので、それを買います。

ワインを選ぶ

牛丼のタレ味はまさに赤ワインで決まります。
水は一滴も使いません。水分はすべてワインです。

近所のイオンで売っている、「アルパカ」の赤ワインがグッドです。

煮る

鍋にワインをドバっと開けます。
そこに肉と切ったタマネギを入れます。タマネギは肉の下に入れて、中火で煮ます。

肉の色が全体に変わったら、醤油とみりんをおいしい程度に入れます。
そして、コンロをひねって弱火で煮ていきます。

食べれそうな雰囲気になったら、おいしい牛丼の出来上がりです。

まとめ

まさわだ君には、僕に牛丼の作り方を発表する場を与えてくれた事を感謝します。

本題

1月25日に、まさわだ君とハッカソンイベントを企画中です。
牛丼ではなくFxOSアプリなどを作ります。近日に参加者募集をしますので、是非!

株式会社オプティムを退職しました

一身上の都合により、本年末を以て、株式会社オプティムを退職いたします。
昨日が最終出社日でした。

なにをやってたか?

主に、通信大手向かいの受託開発をやってました。
ウォーターフォールの「よくある受託開発」で、内容的にはVC++Luaを用いたWindows開発です。
とはいえ、モノの性格から品質に厳しく、ドキュメントとプロセスの作業が中心でした。

要件立ち上げから設計・実装、リリース、瑕疵対応まで、ひと通りやらせてもらいました。
お客さま向かいの要件・仕様折衝など”実装エンジニア”専業だとやらないような所にも入れていただき、本当によい経験ができたと思います。

何故やめるか?

この”何故やめるか?”を正確にブログで表現することは、僕の文章力ではできそうにありません。
僕はオプティムの人たちが本当に好きですし、感謝しています。ですから、僕がここに何かを書くことで誤解が生じるリスクは取れません。

気になる方がいらっしゃれば、ぜひ寿司でもおごってください。
たぶん喋ったりすると思います。寿司は上等だと、口の滑りもより良くなるでしょう。

まぁ大雑把には、会社の方向転換と僕のやりたい事がマッチしなかったという、よくある話です。

これから何をやるか?

Gehirnという小さい会社でエンジニアをやります。
多分インフラ的なものを、多分Goで開発します。

この会社でやろうという決定的理由は、社長の@isidaiショタコンであることです。
僕はロリコンですから、対象の取り合いが発生せず実にスムーズな業務が期待できます。
# まァ、もちろんネタですけどね

本業以外では、オフィスで1日12時間戦う生活はやめて「会社の開発」「家の開発」のどちらもちゃんとやりたいなぁと思っています。
もちろん状況はイロイロあるでしょうから、ベストエフォートで。

 *

これからも、ますますイケメンエンジニア目指して頑張って参ります。
うみさま先生の次回作にご期待ください。

Android 4.4にChromeが付かない、に対する誤解らしきもの

Android 4.4のChromeがメーカに対するライセンスに!ということではてブコメントで話題になっているのを観測しました。
僕はこの騒ぎには大分な誤解が含まれているんじゃないかなーと感じているので、意見というか僕の見方を書いておきます。
# もちろん、間違えているかもしれません

以前からGmail appなどはプロプラである

以前から、GmailやMapsなどの"Googleのサービス"を提供するアプリ郡は、オープンソースではなくプロプライエタリに提供されてきました。これらはメーカに対してバンドルするためのライセンスを与えています。
CyanogenModの事件なんかで話題になりましたよね。

Googleが"自社サービス"と規定する範囲内として、これまで通りの対応だとおもいます。

Androidの断片化には繋がらない

提供されなくなるのは、あくまでも「Chrome」です。なので、(Chromium 30をベースにした)WebViewはオープンソースのまま残るようです。WebViewはOSが持つHTML5の表示ライブラリの事で、ブラウザの根っこは残ることになります。(ただし、Chromeとの差異はあるので参考文献を見ること)

AndroidがOSとして提供する機能自体は提供されるので、断片化には繋がらないと判断できます。

メーカーはさほど困らない

この事件による変化はChromeの置き換え影響で、ストックなブラウザ(一番プレーンなブラウザアプリ)がなくなるコトくらいのようです。ストックブラウザが積まれたメーカ製スマホって見覚えが無いですし、メーカはこれまで同様、自社開発するのでしょう。
# メーカはWebView上へ開発するのが大半ですから、これらにChromiumの技術は反映されるでしょう

多分、GmailやStoreも積んでいない中華タブレット等のみが影響します。

結論として

多分、ほとんど誰も困らないんだと思います。
とはいえ、標準でブラウザを搭載しないモダンOSってGentooくらいしか思いつかないので、斬新だとは思いますけどね。サーバ向けディストロですら、w3mとか入ってることが多いし。

参考

それぞれが目指すべき所

カップ麺を食べた。やっぱり旨い。

ラーメン文化論

ラーメンは素晴らしい。僕は和食、とりわけ寿司が好きだが、それに負けず劣らずラーメンが好きだ。
とんこつ、味噌、醤油、良い出汁の出たスープに浮かぶ黄色い麺が大好きだ。

中華料理屋に出てくるラーメンよりも、ラーメン屋のラーメンが好きだ。
もはやラーメンは中華料理でなく、ラーメンという文化だと思う。
#ちなみに僕は、中華料理屋では炒め物を頼むと決めている

カップ麺文化論

カップ麺は素晴らしい。僕は和食、とりわけ寿司が好きだが、それに負けず劣らずカップ麺が好きだ。
鶏ガラ、シーフード、カレー、いつでも手軽に食べられるそれが大好きだ。

ノンフライよりも、所謂「カップヌードル」が好きだ。
もはやカップ麺はラーメンではなく、カップ麺という文化だと思う。

それぞれが目指すべき所

ラーメンはラーメンだから旨い。
カップ麺はカップ麺だから旨い。

最近はよく「生麺風味」「名店〜の味」なカップ麺が売っているけれど、そうじゃないと思う。僕はカップ麺を食べたい時はカップ麺を食べたいのであって、ラーメンを食べたいわけじゃない。
むしろ、カップ麺はカップ麺らしく、旨くなって欲しいんだ。

世の中、そういう感じのことが多いと思う。
自分を見失って"立派"になろうとしているというか、なんというか。

「変態」という言葉

デートに誘った男性に対して、女の子が「キャー、ヘンタイ!」なんて言うことがありますね。
いいえ、それは違う。

「変態」とは

変態とは、一般には「変態性欲」のことを表す言葉らしい。

つまり、"変"な"態"をなした性欲に対して、変態という言葉を使うべきなのだ。
今日の例で言えば、僕が君をデートに誘ったバックグラウンドには変な態をなした性欲が存在しない。とても清らかな愛だけでした。

ここから、僕は「変態」ではないことがわかります。

じゃあどう言えばいいのか

うーん、猥褻?

サイバー甲子園

サイバー甲子園が開催されるらしい。

セキュリティ甲子園の記憶

その昔「セキュリティ甲子園」という企画があった。これは経産省が中心となり、若手が"ハッキング技術を競う"大会として注目を浴びていた。
僕はこの少し前頃からコンピュータで遊びはじめていたので、参加募集の広告を見て「勉強して、いつか必ず出るんだ!」と思った記憶がある。(この雑誌広告のデザインは今でも思い出せる。それくらいにインパクトのある記憶だ)

でも結局、この大会は中止となり実現しなかった。
「ハッキング」という単語がネガティブに捉えられ、社会的な問題となったからだ。
僕はリアルタイムでその中止を知ることはなかったが、色々モメたらしい。

時代は変わって

時が進んで、僕がこの辺の情報をちゃんと見るようになってからは、セキュリティ人材にとって苦しい時代なのだと感じていた。
今も"後進国"と表現されることの多い日本のセキュリティだが、その支配的な要因は、世論の正しくない理解だったと思う。その苦しい中でも前へ進め、世論の軌道を正してくれた先輩方の努力が結実したのが、「サイバー甲子園」に違いない。

今回の開催は、素直に喜ぶべきだ。
日本でもついに「世論の認識による問題」という糞のようにツマラないフェーズを乗り越えた。その一つの証拠となると思えるからだ。

ところで

気づけば僕もコンピュータを触って10年を超えたらしい。
僕の人生23年のうち、11年はコンピュータとなんらか触れ合ってきた。

セキュリティ甲子園に出たいというあの頃の夢は、叶わなかった。
でもその後継企画と言える「セキュリティ&プログラミングキャンプ」には大きく人生を狂わせてもらったし、それも含めてコンピュータによって楽しい人生が歩めていると思う。

今後もこの道でやっていこう。
そして、僕がお世話になった"先輩"のように良い影響を創れるよう、努力していこう。

会社にかかってきた電話

先週は、僕に外線電話がよく回ってきた。
お客さまからの電話が僕を呼び出すことは、ほぼ無い。(ここ一年でも数回だ)

投資用マンションのご案内でございます!

威勢がよく、ハキハキとした女性の声でこう聞こえた。
「あなたに必ず利益が出るお話でございます!」キンキンとうるさい。

「結構です」と言って電話を切っても数時間後にはかけ直してくる。
ほうっておいても翌日にまた掛けてくる。
日本語が通じない感じ、さながら人間テープレコーダだ。

頭に来たので、普段のオフィスらしい丁寧な対応から、急に

ワレがオレの話を聞いとるのんか!
要らんから掛けてくるな言うとるやろ!イわすぞアマが!

と本場で鍛えた播州弁で、受話器に向かってまくし立ててやった。
黙ってくれたので素早くガチャ切り。

まぁさすがに、それ以来かかってきていない。
(対応方法は事前に上長確認済み。念の為。)

買わせるための手段

こういうのは、職場の応対しづらい状態を利用して買わせる手法なんだという。
確かに面倒くさい。普通なら丁寧に応対せざるを得ないし、資料を送らせて黙るなら住所くらい教えるかもしれない。

このように、ユーザに「モノの価値」以外の基準で判断させ、モノを売る仕掛けは世に数多ある。
程度の大小さえあれ、多くの商売にはその仕組みが備わっているようだ。

商売の目的はもちろん利益を最大化だから、これは現実解なのかもしれない。
しかしユーザ側から見た時、それは幸せなんだろうか。

僕は、出来ればそういう仕事はやりたくない。