嗚呼我が青春のEMOBILE、君のことは忘れない。
ポエムです。
EMOBILEとは
エリック・ガンが興したブロードバンド・ベンチャーであるイーアクセス社がかつて提供していた、モバイルブロードバンドサービス。
イーアクセス社は設立当初から"独立系ベンチャー"の立場を維持しつつも「データ定額」「スマートフォン投入」など革命を起こしまくっていた。そういう姿勢が、厨ニ病的な視点から、ジャイアントに挑むチャレンジャーってカンジがしてとてもかっこよかった。
そういうわけで、僕のような人間がしばしば信者化するキャリアであった。
僕とEMOBILE
当時愛用していた工人舎 SA1Fのデータ通信用として初めての契約。赤SIM その後、日本橋で1万円で売っていたEM ONEを中古で入手した。使い物にならなかった。
ちなみに、EMONSTER衝動買いした。中古だけど。
— うみさま (@umisama) 2010, 1月 17
とりあえずホテルへ帰宅してEMONSTERいじりに没頭する
— うみさま (@umisama) 2010, 1月 17
ある日、EMONSTER、通称芋☆を入手した。既にtouch diamondが出ていたけれどお値段的に買えなかった。
初めての(ニュース以外の)商用原稿は、このEMONSTERをネタにして書いた。
# ブートストラップをハックしてAndroid(donut)をインストールした
突然ですが芋☆が引退することになりました、後継機はHTC Area [EMONSTER!]
— うみさま (@umisama) 2011, 1月 15
Aria用の回線は新規の音声端末回線なんで、芋☆ももうちょっとの間生きています [EMONSTER!]
— うみさま (@umisama) 2011, 1月 15
HTC Ariaも買った。この頃はお金にも余裕が出てきていたし、真面目に使おうと黒SIMで契約した。 当時はどのキャリアもFroyoデバイスを出していなかったので、国内で唯一の実用に耐えるAndroidデバイスだった。
— うみさま (@umisama) 2011, 11月 6
Sony Xperia miniを入手した。あまりお金無かったのでグッとこらえていたけれど、アキバヨドバシで耐え切れなくなって買ってしまった。でも結果的には良い買い物で、このデバイスは2年くらい文句なく使った。VAIO PとXperia miniの体制はワリと長く続いた。
そんなこんなしているうちに、イーモバイルがウィルコムと合併してワイモバイルになった。当初はEMOBILEブランドは存続という話だったけれど、結局ブランドは亡くなった。
信者にとっての唯一の救いは、存続会社がイーモバイル社(旧イーアクセス社)だったことだったと思う。
芋場からNexus 5が出ることを考えて頭抱えてる。解約するつもりだったんだけどなァ
— うみさま (@umisama) 2013, 11月 1
Nexus 5の芋場契約進行中
— うみさま (@umisama) 2013, 12月 1
そういうわけで悩みに悩みぬいたんだけれど、結局ボクは信者を抜けだせずNexus 5を購入する。 いま僕が使っているNexus 5はこのNexus 5。
今日の出来事
- 合併に関するお知らせ
本日、ソフトバンクモバイル株式会社(以下「ソフトバンクモバイル」)、ソフトバンクBB株式会社(以下「ソフトバンクBB」)、ソフトバンクテレコム株式会社(以下「ソフトバンクテレコム」)、ワイモバイル株式会社(以下「ワイモバイル」)の 4 社は、2015 年 4 月 1 日(予定)を効力発生日として合併することを 4 社の取締役会で決議しましたので、お知らせいたします
ほう。
ソフトバンクモバイルを存続会社とする吸収合併方式で、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム及びワイモバイルは解散します。
ほう。
気持ち
独立したブロードバンドベンチャーを志していたイーアクセスに共鳴し、熱狂的に応援し、たくさん回線も買ったというのに、気づいたらソフトバンクモバイル本体になっていた。
何を言っているかわからないと思うが・・・
— うみさま (@umisama) 2015, 1月 23
ありがとう僕らのEMOBILE。 時代は変わったんだ。
ベイマックスを見た
ベイマックス見に行きました。
感想
まぁまぁおもしろかった。
アメコミSFモノとしてはスタンダードな話の流れだった。犯人を短絡的に決めつけて戦いに行くあたりなんか、アメリカ的な正義のヒーローそのものっぽい。
ベイマックスを始め、いくつかのロボット的なモノのデザインがとても良かった。"抱きしめたくなるデザインの介護ロボット"としてのベイマックスなんて、映画のキャラクターにしておくのはもったいない、このコンセプトで実用化がんばるべきとまで思う。
途中で出てくる"小型ロボット"も、現実味が無さすぎるわけでもなく、かつ夢の膨らむ良いデザインだった。うん、ロボットデザインは最高っぽかった。
残念ながらオチはわかりづらい。
ベイマックスを鑑賞した。SFなアメコミものとしては面白かったと思うけれど、原題の「Big Hero 6」を知らないとオチが掴みづらい気がした。
— うみさま (@umisama) 2015, 1月 17
3D映画
ベイマックスは3D版で見た。最寄りの品川プリンスシネマでは、2D版よりも3D版の方が予約がすいているようだったので。
お話そのものよりも、最近の3D映画がこんなふうになっているのかというトコロに驚きがあった。
昔「映画館で3Dが見れる!」ってハシリの頃に一度見に行ったけど、要所で飛び出る演出が有るくらいだった。ベイマックスは全編でZ軸が意識されてて迫力があった。
— うみさま (@umisama) 2015, 1月 17
大昔、「3D映像の映画です!!!凄い!!!次世代!!!」って空気感だったころに一度だけ見に行ったことが有るんだけれど、要所でキャラクターが飛び出す演出があったりするだけで「大したことないな」と思った記憶がある。
それに比べると、ベイマックスは全編を通してz軸が意識されて3D感がモリモリだし、これなら3Dで映画を見る価値は有るなと思った。
あと、メガネ常用者が「メガネonメガネ」しても耐えるようにツルの位置とかレンズの高さが工夫されてるのすごかった。メガネの写真を撮ってこればよかったなぁ。
次は
「海月姫」を見に行きたい。
能年玲奈が「もしかして・・・処女?」と尋ねられて、ドギマギする所が見たい。まちがいなく、興奮度サイコーだと思う。
# 原作にはあるけど映画でそのシーンがあるかは知らない
僕と牛丼の半生
この記事は「牛丼Advent Calendar2014」の記念すべき1日目のエントリです。
Adventarで立ち上げた時は勢いでやってしまいましたが、夜になって"何やってるんだ俺"と虚しくなり初日からサボりました。
前途多難ですので、是非、あなたも書いてください。
今回は、僕と牛丼のコレまでの関係について語ります。
中学時代
僕の姫路の実家は田んぼと畑のド真ん中に立っていてあれなんですが、近所で安くタムロできるのは「マクドナルド」「王将」「吉野家」の3つくらいでした。
しかし中学生はカネが無い、吉野家では160円払えば「ご飯の並盛」「味噌汁」と紅しょうがでひと揃いの飯ができます。僕が店員なら蹴り飛ばしていたでしょうが、親切にも毎回、提供してくれました。吉野家の店員さんは大人ですね。
・・・あれ、牛丼関係無いな
アルバイトの始まり
高専1年の頃、僕は自転車競技にドハマりしておりまして、毎週レースや練習やで山や谷やへお出かけしていました。マウンテンバイクにはインターハイが無いので実業団みたいな(Jシリーズという)レースに出ていて、近畿地方はもちろん四国や北陸・信越にも行きました。
当然、移動・宿泊・飯・機材でお金がかかるわけです。そこで、月5000円の小遣いを全額自転車ばかりに投資していましたが、当時好きだった女の子に「お金の使い方考えたほうが良いよ」と衝撃的なことを言われ、アルバイトを決意します。というわけで、近所で一番時給の良かった吉野家の面接を突破しました。
今思えば、どうして「ご飯と味噌汁を単品注文していた変な少年」を採用する気になったか理解できませんね。人不足も相当、深刻だったのでしょう。
・・・ここも牛丼関係ないな。
吉野家アルバイター時代
吉野家のアルバイトは結局、5年間やりました。吉野家はわりと人使いが荒く、とは言え楽しく、よいアルバイト経験だったと思っています。
アルバイトを通して、吉野家が持っている効率的な店舗システムに感動しました。可能な限り低い労力で、店舗を清潔に保ち・素早く提供し・そして旨いものを出すための緻密なノウハウがある。で、それが店舗スタッフみんなに共有されていて、全体がチームとして効果的に動けるようになっている。いま考えると当たり前なのかなと思わないでもないですが、当時は感激しました。
牛丼に関係のある話をします。吉野家にはまかない制度があり、店員は牛丼の並盛りが1杯110円で食べられます。そのため、この時期に相当数の牛丼を食べました。僕が今、牛丼の味に慣れているのはどう考えてもこの時代に食いまくったからです。
あと、吉野家の牛丼の材料やカロリーなどのスペックに異常に詳しいのも、この時期に接客用に暗記したからです。
社会人になってから
社会人になって東京に出てきてからは、オフィスも家も牛丼屋へのアクセスが微妙だったこともあって足が離れていました。大都会ではランチの選択肢も広いわけでして、わざわざ牛丼を選択することを忘れてた感じ。
ですがオフィスが九段下になってから、街がお上品になってしまいました。労働に向けてガッツリ飯をくいたいのに飯屋が無い、そういうわけで、全国どこでも24時間、ガッツリ食える牛丼が再評価されてきています。
まとめ
初日から遅れているし、25日間もコレを続けられる気がしない。
結論
続けられるわけねーだろ(アドベントカレンダーを消しながら)
「どうして解散するんですか?」について僕が知っているただひとつの事
「どうして解散するんですか?」について
小学校4年生が作ったらしいサイト。 安倍政権が衆院解散したことについて、小学生の目線から語っており、大変興味深い。
僕が子供の頃に書いた「平和作文」とかよりも数段よく出来てて、すごいよなぁと思う。最近の小学生は恐ろしい。
みんなびっくりしちゃうと思うけどこれお友達と数日でつくったよ。はじめてのちゃんとした形の作品だったの。僕はインターネットを使ってこういうアートが出来たって思ってる。嬉しいな。
— どうして解散するんですか? (@why_kaisan) November 22, 2014
このサイトについて、僕が知っているただひとつのこと
英語版サイトのletter_en.jpgのプロパティに、以下の様な情報が残っている。
追記(2014/11/25)
公開するか悩んだんですが、ちょっと企画のやり方が汚いというか、僕の信じるフェアネスからあまり外れているので。敢えて。
— うみさま (@umisama) 2014, 11月 22
バイラルメディアによる引用作法を無視した転載、意外と身近にあるなと思った(スクショは僕のブログのものですよね) / “【速報】自称小学4年生が作った安倍政権批判サイトはTehuとNPO法人「僕らの一歩が日本を変える」が仕掛けたステ…” http://t.co/JiehCyuSeD
— うみさま (@umisama) 2014, 11月 22
昨日の件、付け加えるならてふ君のコーディングは極めて綺麗だし、細部まで丁寧に処理されているし、マークアップコーディングを外注してもなかなかあのクオリティはこないと思う。
— うみさま (@umisama) 2014, 11月 23
一ヶ月Smart Newsを使ってみたけどRSSリーダに帰る
一ヶ月ほどSmartNewsを使ってみました。 その経験を踏まえて、SmartNewsの良さはあったのですが、やはりRSSリーダに戻そうと思っています。
SmartNewsの良かった所
読める量が送られてくる
無謀な量の情報が送られてこない。RSSリーダだと読めるわけのない未読数が飛んでくるけれど、SmartNewsの場合はそういうことがない。
未読管理がない
そもそも未読管理がない。「読んでない!」という罪悪感がない。整理する必要もない。
普段見ないサイトもプッシュされる
わりといろんなサイトがプッシュされてくる。普段見ないサイトや、知らなかったサイトを見るキッカケになった。
SmartNewsの悪い所
カスタマイズできない
僕が知りたい情報が来ない。そもそも対象サイトに入っていない。
そのため、そういうサイトに別途ブラウザでアクセスに行かないといけない。
情報の選定基準が微妙
もし対象となってるサイトでも、重要そうなエントリが無視されたりする事がある。逆にどうでもいいエントリが上がってきたりする。
個人的にははてブとかのスコアを反映して欲しい。
Androidアプリが中途半端
ウリのスマートモードでしばしば文章が壊れたりしているし、Androidのインテントの実装が標準的なそれになっていなくて外部アプリがしばしば死亡する。 # デフォルトアプリが設定出来るってなんでやねん
結局
僕みたいに自分が読みたい情報が固まっているなら、RSSリーダの方が良いっぽい。僕のように欲しい情報が偏っている(それはある業界にどっぷりな人、エンジニアも含まれるだろう、に多いと思う)人には厳しいサービスっぽい。
一方で、欲しい情報が固定されていない、一般的な人たちには極めて使い勝手の良いサービスなんだろうという想像ができる。
SmartNews以外は触っていないので、他のサービスなら僕の不満点を克服できるというなら、是非教えて欲しい。
天下一品の日
昨日は10月1日、天下一品の日でした。
天下一品の日とは、脱法ドラッグ販売大手の「天下一品」が、新規ユーザが自社開発のドラッグを安価で試す機会を与えると同時に、常習者の忠誠心を確認するイベントです。
極めて危険なイベントです。
ちなみに、ラーメンの写真は撮り忘れました。
予習
9月30日、そう言えば明日は天下一品の日なのかと気づいたのですが、なぜかその日のうちに天下一品へ赴いていました。 予習です。
ってかオフィスの近くに天一あるの知らなかった系男子。
— うみさま (@umisama) 2014, 9月 30
天下一品祭まであと24時間あるのに、俺の胃は何を間違えたのか天下一品を欲している。
— うみさま (@umisama) 2014, 9月 30
予習 (@ 天下一品 水道橋店 in 千代田区, 東京都) https://t.co/Bvpbr9ZMcy
— うみさま (@umisama) 2014, 9月 30
本番
もちろん当日も行きました。早朝にお仕事の割り込みタスクが入って家のソファーで対応を入れたので、出発が大幅に遅れてしまい、並ぶハメに・・・
ゲ社のみなさまへ。 私のほう、本日は取引先(天下一品)直行のうえ、商品の引き渡しを受けてから出社いたします。
— うみさま (@umisama) 2014, 10月 1
近所の「ゆで太郎」の店員が、店の前に天下一品の行列ができて困ってた。「こりゃ営業妨害だよー」って言いながら行列整理。
— うみさま (@umisama) 2014, 10月 1
食い終わったら行列が延びてた pic.twitter.com/lrSoaZev5P
— うみさま (@umisama) 2014, 10月 1
— うみさま (@umisama) 2014, 10月 1
まとめ
行列に並んでる時、後ろに並んでいた若い男性グループ一人が「俺、テーマパークって嫌いなんだよね。こういう雰囲気ダメだわー」とかほざいていた。
黙れ、ココはテーマパークではない、戦場なんだ。
Yoを使った感想。
お元気でしょうか。
Yoが話題になってからだいたい1ヶ月くらい経ちました。Yoがどういう風にコミュニケーションを変えてくれたかを論じるに丁度良い時期になったかと思いますので、筆を取りました。
Yoとは
スマホ時代のお洒落なポケベル。より詳しい説明は以下。
Yoが変えたコミュニケーション
twitterで「Yo」と言うのが流行りました。
Yoはコミュニケーションに新語を持ち込んでいます。
@fimbul11 YoYoYo
— うみさま (@umisama) 2014, 7月 17
また、Yoは時に戦いの手段としても利用でき、紛争解決の新しい形を提案しています。
勝利に向けては無意味な通知を厭わない精神力と無神経さが必要です。
@umisama YoYoy…負けました…
— まなしゃ (@manami8626) 2014, 7月 17
Yoが変えなかったコミュニケーション
Yoのコンテキストとか意識して"通知ツール以上のモノとして"Yoしたのは、最初の3日だけでした。
真面目なはなし
結局、コンテキストを想像するというのは限界がある。面が向かってない状態で「この通知の意味は何だろう?」に意識を馳せるのは極めて困難だった。Yo社の言うような一つの単語の裏にいろんなコンテキストが〜というコミュニケーションは、顔が見えているから成立してる。人間、やっぱり面と向かって会話するのが一番楽しいってことじゃないだろうか。
そういう視点に立つとただの通知ツールにしかならないけれど、通知したいだけならtwitterのmentionでも良いわけで、Yoのアイコンをスマホに置いておく価値は見つけられなかった。
一方で、サービス設計としてはお手本になる。自分達が与えたいユーザ体験に向けて、最小の実装と最小の機能のみを与えていて、ちゃんとレールの上に乗って使える。小さいアプリだからというのもあるだろうけれど、これだけ洗練されたプロダクトは久しぶりに触ったと思う。
開発面では、「開発時間が5時間」って触れ込みが面白かった。アプリをunpackしてみると後ろ側はMBaaSで作られているようであったので、確かにイニシャル開発は5時間くらいで出来るかもしれない。
まとめ
僕の技量では、Yoではtwitterのように快適にセクハラできない。卑猥なコンテキストを込めて送っても気づいてもらえない。辛い。