うみさまより。

考えたこととか、感じたこととかを残したい。 技術ブログ:http://qiita.com/umisama

ベイマックスを見た

ベイマックス見に行きました。

感想

まぁまぁおもしろかった。
アメコミSFモノとしてはスタンダードな話の流れだった。犯人を短絡的に決めつけて戦いに行くあたりなんか、アメリカ的な正義のヒーローそのものっぽい。

ベイマックスを始め、いくつかのロボット的なモノのデザインがとても良かった。"抱きしめたくなるデザインの介護ロボット"としてのベイマックスなんて、映画のキャラクターにしておくのはもったいない、このコンセプトで実用化がんばるべきとまで思う。

f:id:umisama:20150118103848j:plain

途中で出てくる"小型ロボット"も、現実味が無さすぎるわけでもなく、かつ夢の膨らむ良いデザインだった。うん、ロボットデザインは最高っぽかった。

残念ながらオチはわかりづらい。

3D映画

ベイマックスは3D版で見た。最寄りの品川プリンスシネマでは、2D版よりも3D版の方が予約がすいているようだったので。

大昔、「3D映像の映画です!!!凄い!!!次世代!!!」って空気感だったころに一度だけ見に行ったことが有るんだけれど、要所でキャラクターが飛び出す演出があったりするだけで「大したことないな」と思った記憶がある。

それに比べると、ベイマックスは全編を通してz軸が意識されて3D感がモリモリだし、これなら3Dで映画を見る価値は有るなと思った。

あと、メガネ常用者が「メガネonメガネ」しても耐えるようにツルの位置とかレンズの高さが工夫されてるのすごかった。メガネの写真を撮ってこればよかったなぁ。

次は

海月姫」を見に行きたい。

能年玲奈が「もしかして・・・処女?」と尋ねられて、ドギマギする所が見たい。まちがいなく、興奮度サイコーだと思う。
# 原作にはあるけど映画でそのシーンがあるかは知らない

僕と牛丼の半生

この記事は「牛丼Advent Calendar2014」の記念すべき1日目のエントリです。
Adventarで立ち上げた時は勢いでやってしまいましたが、夜になって"何やってるんだ俺"と虚しくなり初日からサボりました。
前途多難ですので、是非、あなたも書いてください。

今回は、僕と牛丼のコレまでの関係について語ります。

中学時代

僕の姫路の実家は田んぼと畑のド真ん中に立っていてあれなんですが、近所で安くタムロできるのは「マクドナルド」「王将」「吉野家」の3つくらいでした。
しかし中学生はカネが無い、吉野家では160円払えば「ご飯の並盛」「味噌汁」と紅しょうがでひと揃いの飯ができます。僕が店員なら蹴り飛ばしていたでしょうが、親切にも毎回、提供してくれました。吉野家の店員さんは大人ですね。

・・・あれ、牛丼関係無いな

アルバイトの始まり

高専1年の頃、僕は自転車競技にドハマりしておりまして、毎週レースや練習やで山や谷やへお出かけしていました。マウンテンバイクにはインターハイが無いので実業団みたいな(Jシリーズという)レースに出ていて、近畿地方はもちろん四国や北陸・信越にも行きました。
当然、移動・宿泊・飯・機材でお金がかかるわけです。そこで、月5000円の小遣いを全額自転車ばかりに投資していましたが、当時好きだった女の子に「お金の使い方考えたほうが良いよ」と衝撃的なことを言われ、アルバイトを決意します。というわけで、近所で一番時給の良かった吉野家の面接を突破しました。

今思えば、どうして「ご飯と味噌汁を単品注文していた変な少年」を採用する気になったか理解できませんね。人不足も相当、深刻だったのでしょう。

・・・ここも牛丼関係ないな。

吉野家アルバイター時代

吉野家のアルバイトは結局、5年間やりました。吉野家はわりと人使いが荒く、とは言え楽しく、よいアルバイト経験だったと思っています。

アルバイトを通して、吉野家が持っている効率的な店舗システムに感動しました。可能な限り低い労力で、店舗を清潔に保ち・素早く提供し・そして旨いものを出すための緻密なノウハウがある。で、それが店舗スタッフみんなに共有されていて、全体がチームとして効果的に動けるようになっている。いま考えると当たり前なのかなと思わないでもないですが、当時は感激しました。

牛丼に関係のある話をします。吉野家にはまかない制度があり、店員は牛丼の並盛りが1杯110円で食べられます。そのため、この時期に相当数の牛丼を食べました。僕が今、牛丼の味に慣れているのはどう考えてもこの時代に食いまくったからです。
あと、吉野家の牛丼の材料やカロリーなどのスペックに異常に詳しいのも、この時期に接客用に暗記したからです。

社会人になってから

社会人になって東京に出てきてからは、オフィスも家も牛丼屋へのアクセスが微妙だったこともあって足が離れていました。大都会ではランチの選択肢も広いわけでして、わざわざ牛丼を選択することを忘れてた感じ。
ですがオフィスが九段下になってから、街がお上品になってしまいました。労働に向けてガッツリ飯をくいたいのに飯屋が無い、そういうわけで、全国どこでも24時間、ガッツリ食える牛丼が再評価されてきています。

まとめ

初日から遅れているし、25日間もコレを続けられる気がしない。

結論

続けられるわけねーだろ(アドベントカレンダーを消しながら)

「どうして解散するんですか?」について僕が知っているただひとつの事

「どうして解散するんですか?」について

小学校4年生が作ったらしいサイト。 安倍政権衆院解散したことについて、小学生の目線から語っており、大変興味深い。
僕が子供の頃に書いた「平和作文」とかよりも数段よく出来てて、すごいよなぁと思う。最近の小学生は恐ろしい。

このサイトについて、僕が知っているただひとつのこと

英語版サイトのletter_en.jpgのプロパティに、以下の様な情報が残っている。

f:id:umisama:20141122155407p:plain

追記(2014/11/25)

一ヶ月Smart Newsを使ってみたけどRSSリーダに帰る

一ヶ月ほどSmartNewsを使ってみました。 その経験を踏まえて、SmartNewsの良さはあったのですが、やはりRSSリーダに戻そうと思っています。

SmartNewsの良かった所

読める量が送られてくる

無謀な量の情報が送られてこない。RSSリーダだと読めるわけのない未読数が飛んでくるけれど、SmartNewsの場合はそういうことがない。

未読管理がない

そもそも未読管理がない。「読んでない!」という罪悪感がない。整理する必要もない。

普段見ないサイトもプッシュされる

わりといろんなサイトがプッシュされてくる。普段見ないサイトや、知らなかったサイトを見るキッカケになった。

SmartNewsの悪い所

カスタマイズできない

僕が知りたい情報が来ない。そもそも対象サイトに入っていない。
そのため、そういうサイトに別途ブラウザでアクセスに行かないといけない。

情報の選定基準が微妙

もし対象となってるサイトでも、重要そうなエントリが無視されたりする事がある。逆にどうでもいいエントリが上がってきたりする。
個人的にははてブとかのスコアを反映して欲しい。

Androidアプリが中途半端

ウリのスマートモードでしばしば文章が壊れたりしているし、Androidインテントの実装が標準的なそれになっていなくて外部アプリがしばしば死亡する。 # デフォルトアプリが設定出来るってなんでやねん

結局

僕みたいに自分が読みたい情報が固まっているなら、RSSリーダの方が良いっぽい。僕のように欲しい情報が偏っている(それはある業界にどっぷりな人、エンジニアも含まれるだろう、に多いと思う)人には厳しいサービスっぽい。
一方で、欲しい情報が固定されていない、一般的な人たちには極めて使い勝手の良いサービスなんだろうという想像ができる。
SmartNews以外は触っていないので、他のサービスなら僕の不満点を克服できるというなら、是非教えて欲しい。

天下一品の日

昨日は10月1日、天下一品の日でした。

天下一品の日とは、脱法ドラッグ販売大手の「天下一品」が、新規ユーザが自社開発のドラッグを安価で試す機会を与えると同時に、常習者の忠誠心を確認するイベントです。
極めて危険なイベントです。

ちなみに、ラーメンの写真は撮り忘れました。

予習

9月30日、そう言えば明日は天下一品の日なのかと気づいたのですが、なぜかその日のうちに天下一品へ赴いていました。 予習です。

本番

もちろん当日も行きました。早朝にお仕事の割り込みタスクが入って家のソファーで対応を入れたので、出発が大幅に遅れてしまい、並ぶハメに・・・

まとめ

行列に並んでる時、後ろに並んでいた若い男性グループ一人が「俺、テーマパークって嫌いなんだよね。こういう雰囲気ダメだわー」とかほざいていた。
黙れ、ココはテーマパークではない、戦場なんだ。

Yoを使った感想。

お元気でしょうか。
Yoが話題になってからだいたい1ヶ月くらい経ちました。Yoがどういう風にコミュニケーションを変えてくれたかを論じるに丁度良い時期になったかと思いますので、筆を取りました。

Yoとは

スマホ時代のお洒落なポケベル。より詳しい説明は以下。

Yoが変えたコミュニケーション

twitterで「Yo」と言うのが流行りました。
Yoはコミュニケーションに新語を持ち込んでいます。

また、Yoは時に戦いの手段としても利用でき、紛争解決の新しい形を提案しています。
勝利に向けては無意味な通知を厭わない精神力と無神経さが必要です。

Yoが変えなかったコミュニケーション

Yoのコンテキストとか意識して"通知ツール以上のモノとして"Yoしたのは、最初の3日だけでした。

真面目なはなし

結局、コンテキストを想像するというのは限界がある。面が向かってない状態で「この通知の意味は何だろう?」に意識を馳せるのは極めて困難だった。Yo社の言うような一つの単語の裏にいろんなコンテキストが〜というコミュニケーションは、顔が見えているから成立してる。人間、やっぱり面と向かって会話するのが一番楽しいってことじゃないだろうか。
そういう視点に立つとただの通知ツールにしかならないけれど、通知したいだけならtwitterのmentionでも良いわけで、Yoのアイコンをスマホに置いておく価値は見つけられなかった。

一方で、サービス設計としてはお手本になる。自分達が与えたいユーザ体験に向けて、最小の実装と最小の機能のみを与えていて、ちゃんとレールの上に乗って使える。小さいアプリだからというのもあるだろうけれど、これだけ洗練されたプロダクトは久しぶりに触ったと思う。

開発面では、「開発時間が5時間」って触れ込みが面白かった。アプリをunpackしてみると後ろ側はMBaaSで作られているようであったので、確かにイニシャル開発は5時間くらいで出来るかもしれない。

まとめ

僕の技量では、Yoではtwitterのように快適にセクハラできない。卑猥なコンテキストを込めて送っても気づいてもらえない。辛い。

学生の頃から比べると、歳をとったという話

ここのところ、学生時代に想いを馳せることが多い。
僕は高専の本科卒なので、(まぁ留年はしてるんだけど)他の人よりも学生をやってた時間は短め。けれど、面白げな恋もしたし、大きな舞台で踊らせてもらったりもした。周りの人に恵まれて、僕は特別な経験をたくさん貰ったとおもう。
あの時、僕は間違いなく物語の主人公だった。

今はどうだろうか。学校を卒業してからの僕は、"間違いなく"物語の主人公ではない。自分のアイデアや想いを形にするよりも、人のアイデアや想いに対して形を与えていくほうが得意らしいからだ。
そういうわけで、得意な振る舞いの中では、僕は主人公になれない。

でも、いま、僕は自分のロールが楽しいと思っている。以前ほどの主人公欲求も無い。
むしろ落ち着いて小さくなって、身の回りの物事を進めていきたいとすら思う。その中で僕にしかできない事はたくさんあるから、そこで力を発揮したい。

社会人になってまだ3年目。でも、多分、これが歳を取ったということなんだろうなぁ。
改めて自覚すると、ちょっと寂しい。

まとめ

歳を取ったので、大人の営み(夜ね、ベッドでやるやつ。)をもっともっとたくさんしたい。